
Reading cafe ほたる
Produced by Asanogawa Club

READING WORK

第10回 100人の声・命を読む
~戦後80年~
2025年7月31日(木)
開演11:00 終演17:00
会場
石川県立音楽堂交流ホール
主催
「100人の声・命を読む」実行委員会
後援
公益社団法人日本図書館協会
公益社団法人金沢芸術創造財団
石川県
金沢市
金沢市教育委員会
朝日新聞金沢総局
石川テレビ放送
HAB北陸朝日放送
エフエム石川
FMーN1
MRO北陸放送
テレビ金沢
北陸中日新聞
北國新聞社
毎日新聞金沢支局
読売新聞北陸支社
ラジオかなざわ
助成
公益財団法人いしかわ県民文化振興基金
アーツカウンシル金沢
上演作品
リファート・アライール作*帆志麻彩訳
「もし私が死ななければならないなら」
朗読 高輪眞知子
自作品「いのち」
朗読 岡崎久江
島田磬也作詞「軍国の母」
朗読 川口嘉子
志賀町編「志賀町銃後の記録」より「森重信・耐乏生活の銃後」
朗読 富としみ
「田中栄・女子挺身隊」
朗読 北谷内外美恵
与謝野晶子作「君死にたもうことなかれー旅順口包囲軍の中に在る弟を歎きてー」
朗読 長根尾寿美江
火野葦平作「徐州会戦従軍記・麦と兵隊」より
朗読 須磨武子
自作品「富来西海村でおきた戦争の悲劇」
朗読 平田桃子
千玄室作「おかあさんと言って仲間は出撃していった」
朗読 三島雪江
原勝洋編「鎮魂・特別攻撃隊の遺書」より「牧野海軍大尉命の遺書」
朗読 川畑圭子
高岡修編「新編・知覧特別攻撃隊」より「大橋治男少尉・遺書」
朗読 宮下美智子
高岡修編「新編・知覧特別攻撃隊」より「西長武志大尉の遺筆」「佐藤新平少尉・留魂録」
朗読 小坂孝志
高岡修編「新編・知覧特別攻撃隊」より「特攻の母ー鳥濵トメさんの話ー」
朗読 田村紀子
◆正午 玉音放送 黙とう
松田章一作 戯曲「海を歩いて・・・」より
朗読 竹口彰夫
沖縄慰霊の日・平和の詩*城間一歩輝作「おばあちゃんの歌」
朗読 大野川春美
四方健二作「羅針盤」より「ありがとう」
朗読 伊藤雅雄
松本隆作詞「生きる」
朗読 黒田裕美
上田紀行作「生きる意味」
朗読 鯉野洋子
若松英輔作「悲しみの秘義」より「花の供養に」
朗読 玉造竹彦
酒井一吉作「風雪佛」「眉引きの山に朱鷺よ」
朗読 桝蔵正敏
清水英雄作「ありがとう」「生命ありがとう」
朗読 長丸良子
柴田トヨ作「くじけないで」より「私」「目を閉じて」「あなたに」「化粧」「秘密」
朗読 仲井ふみ代
「生きる力」「神様」「ことば」「貯金」「朝はくる」「くじけないで」
朗読 山口悦子
石井哲代・中国新聞社共作「102歳・一人暮らし」
朗読 野口裕美
金子みすゞ作「私と小鳥と鈴と」「こだまでしょうか」
朗読 西坂けい子
松山善三作詞「一本の鉛筆」
朗読 玉作有里
マルク・フェルカンプ作「クマのひとりのじかん」
朗読 山下容子
せなけいこ作「豆と炭とわらの旅」
朗読 浅野久美子
木下順二作「夕鶴」より
朗読 浅田眞澄
江國香織作「晴れた空の下で」
朗読 喜多静子・開 典子・吉田佳永子
杉良太郎作詞「神様への手紙」
朗読 猪又外志栄
新美南吉作「でんでん虫のかなしみ」
朗読 川島歌子
鶴川映子作「みてみたい」
朗読 酢谷静枝
日野原重明作「しかえししないよ」
朗読 新川光子
池田大作作「雪柳 光の王冠」
朗読 仮坂麻理
新川和江作「わたしを束ねないで」「赤ちゃんに寄す」
朗読 浅井悦子
やなせたかし作「手のひらを太陽に」
朗読 市波純子
さだまさし作詞「明日咲く花」
朗読 数澤淑子
さだまさし作詞「いのちの理由」
朗読 北ゆきみ
野呂靖作「生きる意味ってなんですか」
朗読 石森はる
くさばよしみ編「世界でいちばん貧しい大統領のスピーチ」より
朗読 本田茂代
中原中也作「家族」
朗読 小出純子
梯久美子作「やなせたかしの生涯・アンパンマンとぼく」
朗読 岡本正樹
茨木のり子作「マザー・テレサの瞳」
朗読 山口範子
茨木のり子作「汲む」
朗読 つかはらくみ
谷川俊太郎作「生きる」
朗読 志牟田敬子
谷川俊太郎作「春に」
朗読 角 啓子
谷川俊太郎作「二十億年の孤独」「朝のリレー」
朗読 伊藤宏美
谷川俊太郎作「思うだけ」「感謝」
朗読 鈴木朋子
谷川俊太郎作「ありがとう」
朗読 玉作嘉一
大野百合子作「神々の住まう場所から届いた33のメッセージ」
朗読 清水京子
宮澤賢治作「永訣の朝」
朗読 岡田淑子
星野富弘作「自分のいのちに代えても」
朗読 菱田陽子
斎藤隆介作「ひさの星」
朗読 今村恵子
森の遊渓作「みちのく綺譚」金沢同人誌「櫻坂」より
朗読 芳野章子
高樹のぶ子作「菜の花レター」
朗読 長沼美津子・渡辺智美・岡部幸子・島けい子・小坂町子・北野一美・藤田紀子
◆午後2時46分 黙とう
室生犀星作「動物詩集」より「序詩」・「小景異情その六」
朗読 小中学生のみなさん
室生犀星作「動物詩集」より「ほたるのうた」
朗読 奥村伊純
室生犀星作「動物詩集」より「玉虫のうた」
朗読 玉作一修
谷川俊太郎作「かんがえるのっておもしろい」
朗読 友杉遙希
河井酔茗作「ゆずり葉」
朗読 山岸幸乃
作者不詳・樋口了一訳「手紙ー親たちのある子供たちへー」
朗読 後藤千春
小林凜作「ランドセル俳人の五・七・五」
朗読 大利美紀
相田みつを作「花が見ている」
朗読 池川光子
富田栄子作「おじいちゃんの眼」
朗読 川坂悦子
岡上多寿子作「いっぱい ごめん いっぱい ありがと」
朗読 道村美栄
ナディーン・ステア作*かみひこうき訳「もしも人生をやりなおせるなら」
朗読 涌井律子
吉田山田作「日々」
朗読 竹田裕子
アリスン・マギー作*なかがわちひろ訳「ちいさなあなたへ」
朗読 半田郁子
自作品「私の震災体験」
朗読 東梅洋子
自作品「ぼくはアオギリ」
朗読 鶴川映子
自作品「命の短歌五首」
朗読 吉谷登志子
自作品「母の青春、そして戦争と原爆」
朗読 太田恭子
自作品「見附島」
朗読 八木惠子
自作品「いつか、わかる」
朗読 棚田浩美
自作品「風のなかで、いま ―故郷輪島を見つめて―」
朗読 池上伴湖
自作品「みえないけれど」より「我が家の枝垂れ桜」
朗読 しだひろこ
前山紫峰作詞「それでも生きる」
朗読・笛 藤舎秀代
井崎外枝子作「お帰り、翼音!令和6年9月21日奥能登惨禍に寄せる」
朗読 笠間芙美子
大川陽一作「楽園」
朗読 八木岳志
午後4時10分 黙とう
自作品「命の声」
朗読 園林寺勤
石垣りん作「崖」「弔詞」「表札」
朗読 勢登香理
立川紀恵作「広島のげんばく」・佐藤智子作「無題」
朗読 織田沙織
深川宗俊作「小さな骨」・峠三吉作「原爆詩集の序」
朗読 山崎宏子
横本弘美作「ピカドン」・田川よります作「げんばく」
朗読 下橋朋代
大島美代子作「土とかわら」・金平和子作「世界の平和」・大平数子作「慟哭」
朗読 長山照美
栗原貞子作「生ましめんかなー原子爆弾秘話ー」
朗読 奥田孝子
東梅洋子作「連結詩・うねり」より「愛」「神」
朗読 中橋圭子
東梅洋子作「連結詩・うねり」より「待ち人来たらず」「小さな町の出来事」
朗読 坂下糸美
東梅洋子作「連結詩・うねり」より「手」「防波堤」「花見の会」
朗読 村田悦子
しだひろこ作「みえないけれど」より「能登地震」
朗読 稲積道子
養老孟司作「生きているものにとっての死の意味」
朗読 弥久保洋光
ベルトルト・ブレヒト作*訳不詳「痕跡を消せ」
朗読 大野木美樹
ヘルマン・ヘッセ作*高橋健二訳「階段」
朗読 ゲアハルト・ペツル・高輪眞知子
ゼイナ・アッザーム作*原口昇平訳「おなまえ かいて」
朗読 草野眞理子
ささきひろし作「名づけられた童たちへ」
朗読 松井千恵子
若松丈太郎作「連詩・かなしみの大地6・神隠しされた街」
朗読 池本玲子
室生犀星作「動物詩集」より「序詩」
生きものの
いのちをとらば
生きものはかなしかるらん。
生きものをかなしがらすな。
生きもののいのちをとるな。
* * * * *
令和六年能登半島地震・豪雨災害で被災された方々へ心よりお見舞いを申し上げます。皆様の一日も早い生活再建と地域復興を願い、引き続き私たちに出来ることをさせて頂きたいです。今年は戦後八十年という節目の年を迎えています。朗読公演「100人の声・命を読む」は、これまで命の尊さを伝える作品の朗読を続け、今年で十回目を迎えました。
人類の歴史を振り返ると、私たち人間は、互いを傷つけ合い悲惨な戦争を繰り返して来ました。今も世界のどこかで紛争が起こり尊い命が犠牲になっています。私たちの地球を取り巻く自然環境も刻々と変化を続けています。私たち大人は未来を生きる若い世代のために、持続可能な社会を作り上げたくさんの経験を語り継いで行かなければなりません。
― 声の続く限り 命が続く限り 私は伝えたい ―
構成・演出 高輪眞知子